2011年08月30日
歌手の松浦亜矢さんが子宮内膜症に
子宮内膜症とは子宮の内側に内膜が存在するものですが
なんらかの原因で子宮以外の場所にできるのです。
症状としては生理前後の下腹部の強い痛みと排便時や性交のときにも
痛みがあるのが特徴です。
子宮内膜が子宮以外の部分にできるとは、具体的にどの部分なのでしょうか。
子宮内膜が直腸の近くや卵管、卵巣、子宮筋層などです。
出血が子宮の中で起こるならば生理の時に血液と一緒に
排出されるので問題ないのですが、子宮の内部以外で出血が起こると
厄介です。排出させる場所がありません。
子宮内膜症の治療法は大きくわけると手術療法と薬物療法があります。
また将来妊娠を希望するかしないかによって治療法も異なります。
妊娠を希望しているときには薬を使用して一時的に月経を
ストップさせて病巣を小さくさせて子宮と卵巣は残すように温存手術を行います。
妊娠をする可能性は残すことができますが子宮内膜症の再発の危険性があります。
妊娠を希望しないときには子宮や卵巣を取り除いてしまう手術を行います。
この場合子宮内膜症の再発はありません。
生理の痛みはデリケートな問題で病院へいくことが敬遠されますが
なるべく早いうちに専門医に検査してもらうほうが良いでしょう。
乳がんと有名人とエキスフコイダン